iPhone15発表！USBtypeCを搭載等、新機能搭載

先日9月12日の日本時間午前2時に発表されたiPhone15シリーズ、皆様ご覧になりましたか？

待ちに待ったiPhoneユーザーも多かったのではないでしょうか？

発表された当日に、多くのメディアではこぞって報道している所が多かったですね。
しかしながら、いつも注目されている最新モデルのiPhoneですが、最近のiPhoneが「どこが違うの？」「どこが変わったの？」
等の疑問符が浮かぶはず。

ここ近年のiPhoneは形があまり変わらないまま、「色」「CPU」が基本変わっただけで、それ以外の変更点はあまりない
事が多かったです。

そこで今回は、発表された内容を元に、主に変わった部分を簡潔にまとめてご紹介します。

《～目次～》

①iPhone15全モデルにUSBtypeCを採用

②A17 Proは前モデルよりも遥かに高性能

③ベゼル幅は最小！チタン素材を採用し従来より軽量化

④カメラ画素数は全モデル4800万画素！15ProMaxは望遠センサーを巨大化

⑤本体価格は5000円～10000円値上げ

①iPhone15全モデルにUSBtypeCを採用

今回Appleでは初のiPhoneにUSBtypeCが採用され話題になっています。
以前リーク情報通りで、全モデルで採用されました。

一時期、iPhone15Proのみになるのではないか、又はiPhone15ProMaxのみになるのではないかと
様々な噂が出回っていましたが、全モデルに搭載という形となりました。

ライトニング方式からUSBtypeCに変えた理由としては、EUの法案により
2024年からUSBtypeC搭載を義務化されるという点に沿って、Appleはライトニング方式から
脱却した形です。

これに対して、Appleユーザーからは、こんなコメントも散見されます。

「Macbook使ってるからケーブルが統一になるのはうれしい」
「充電が早くなるのは便利！」
「別々でケーブルを持ち歩かなくていいのは助かる」

等、肯定的な意見が多く上がっています。

しかしながら、注意したいのはiPhone15とiPhone15Proでは同じUSBtypeCでも対応している種類に違いがあります。

iPhone15・15Plusに関してはUSB2.0規格なので、現在のUSB3.0規格よりも少し古い規格を採用されています。
iPhone15Pro・15ProMaxに関してはUSB3.0規格になるので10Gbpsの通信が可能です。

USB2.0は500ｍA、USB3.0は900ｍAと電力供給にも2倍誓う差が出ています。
それでもUSBtypeCなので、ライトニングケーブルよりは充電速度は速いですのですが、
急速充電を体感するなら、iPhone15Pro・15ProMaxがオススメです。

②A17 Proは前モデルよりも遥かに高性能

iPhone15Pro・15ProMaxの上位モデルにのみ最新CPUが搭載になりました。

今回のCPUは業界初となる3ナノメートルプロセスルールで製造された「A17 Pro」です。
構成されているトランジスタは190億個搭載し、2つの高性能コアで構築されています。

性能面で最大で10%高速化され、且つ、4つの高効率コアは競合製品比較で消費電力あたりのパフォーマンスが3倍向上。
Neural Engineは最大2倍高速化された上、16コアを搭載しています。

新しいGPUに関しては、ピーク時パフォーマンスは最大20%高速化され、従来のiPhoneよりも複雑な処理をより少ない電力で
処理することが可能になっています。

全体的に機能はA16よりも4倍以上とされています。
スナドラ8Gen2といい勝負かもしれませんね。実機が出たら、比較してみたいものです。

RAM（メモリ）に関しても大幅に向上しており、6GBから8GBまで増量している為、多くのタスクを
スムーズにこなすことが可能になりました。

これはiPhoneの歴史の中でも最も多いRAMと言えるでしょう。

ちなみにiPhone15・15Plusに関しては従来のA16Bionicを流用しています。
RAMは従来通り6GBまでのメモリとなります。

参考記事：https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1530906.html

③ベゼル幅は最小！チタン素材を採用し従来より軽量化

アルミニウム素材を採用してきたiPhoneですが、iPhone15からチタン素材に変更となりました。
より丈夫で軽いチタン素材によって、より洗練されたデザインとなりました。

内部フレームには引き続きアルミニウム素材を採用しているので、2つの素材で構成されています。

参考記事：https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1530920.html

iPhone14とiPhone15の重さを比較

【iPhone15Pro重量比較】

・iPhone 14 Pro：206g
・iPhone 15 Pro：187g（－19g）

・iPhone 14 Pro Max：240g
・iPhone 15 Pro Max：221g（－19g）

チタン素材で最大20g程度の軽量化されています。

【iPhone15重量比較】

・iPhone14：172g
・iPhone15：171g（－1g）

・iPhone15：203g
・iPhone15Plus：201g（－1g）

15Proシリーズに比べてiPhone15・15Plusに関してはiPhone14・14Plusに比べると左程変化はありません。

iPhone15Pro系に関しては20g近く軽くなっています。
体感で軽さを感じたいならiPhone15Pro・15ProMaxで感じましょう。

④カメラ画素数は全モデル4800万画素！15ProMaxは望遠センサーを巨大化

毎年恒例のカメラ性能に関してですが、今回のiPhone15のカメラは全モデル4800万画素に統一しました。

iPhone15・15Plusに関してはProシリーズと同じ画素数にしているので
14・14Plusに関しては大きく性能向上していると言ってもいいでしょう。

iPhone15Pro・15ProMaxに関しては画素数はそのままで、新たにレンズフレアを抑える新しいナノスケールコーティング
が採用されています。

又、iPhone15ProMaxのみ、望遠カメラのセンサーが14ProMaxよりも25％大きくなっています。
それにより最大光学ズーム5倍まで変えることができるようになり、望遠レンズでの撮影が従来よりも鮮明に
なっています。

それ以外は、カメラに関しての最新機能としては大きい変化はなく、目新しいものはありませんでした。

強いて言うなら、「ポートレート撮影」に切り替えなくても、通常モードでもポートレート撮影のような撮影ができるように
なっています。

又、ARを想定した撮影としてVisionPro向けに撮影できるように「空間ビデオ撮影」が出来るようになります。
この機能に関しては2023年中に使用することができるようになるそうです。

参考記事：https://his-mobile.com/media/iphone15-camera/

⑤本体価格は5000円～10000円値上げ

今回のiPhone15は前モデルのiPhone14に比べてどれぐらい値上げになったのか
比較みてみました。

※➡のマークの右側の金額はiPhone14シリーズと比較した金額です。

【iPhone15】※iPhone14比較

・128GB：124,800円 ➡ ＋5,000円
・256GB：139,800円 ➡ ＋5,000円
・512GB：169,800円 ➡ ＋5,000円

【iPhone15Plus】※iPhone14Plus比較

・128GB：139,800円 ➡ +5,000円
・256GB：154,800円 ➡ +5,000円
・512GB：184,800円 ➡ +5,000円

【iPhone15Pro】※iPhone14Pro比較

・128GB：159,800円 ➡ +10,000円
・256GB：174,800円 ➡ +10,000円
・512GB：204,800円 ➡ +10,000円
・1TB：234,800円　➡ +10,000円

【iPhone15ProMax】※iPhone14ProMax比較

・256GB：189,800円 ➡ +10,000円
・512GB：219,800円 ➡ +10,000円
・1TB：249,800円 ➡ +10,000円

上記の価格差になります。

全体的に5000円～10000円に値上げになりました。
当初の予想はもっと高い水準で値上げの予想だったのですが
思ったほど高くならなかった形です。

今回のiPhoneは15ProMaxのみ128GBを廃止。
最低ストレージは256GB～の販売となりました。

ProMaxに関しては128GBを購入したユーザーにとっては大幅な値上げになります。

参考記事：Apple公式【販売ページ】
https://www.apple.com/jp/shop/buy-iphone/iphone-15
https://www.apple.com/jp/shop/buy-iphone/iphone-15-pro

まとめ

いかがでしたでしょうか？
さらに簡潔にまとめると以下の通りです。

・USBtypeCになったので充電速度とケーブル通信速度の大幅向上

・iPhone15Pro系のみCPUアップグレード、処理速度が大幅向上

・カメラ性能は画素数統一、iPhone15ProMaxのみ望遠強化

・ベゼル幅は小さくなり画面拡大、チタン採用でiPhone15Proは軽くなった

・全モデル5000円～10000円の値上げ、iPhone15ProMaxのみ128GBモデル廃止

以上の5点が主に変わったポイントになります。

個人的な感想を言うと・・・・・

〇 iPhoneX・Xs・11シリーズから買い替え
モデルが古いので、これを機会に一気にアップグレードしてしまう方が良いでしょう

〇 iPhone12シリーズからの買い替え
買い替えるのは有りです。
ですが値段を気にするならiPhone13・14シリーズの型落ちを購入するのがおススメです。

〇 iPhone13シリーズ以降から買い替え
今回のiPhone15シリーズは据え置きになっている機能が多いです。
目新しい機能も無いので、無理に買い換えてもあまり恩恵がありません。
なので、次回iPhone16シリーズを期待して待っておくことをオススメします。

以上です。

是非買い替える際の検討材料になればと思います。