海外版では既にレビューも上がっている待望のGalaxy Z Flip3 5Gの日本版がついに登場
いやー長い道のりでしたね。
待望のサムスン製折りたたみ可能なスマートフォン
Galaxy Z Flip3 5G
ついに日本でDocomoとauから10月6日に発売となります。
Docomo版(SC-54B)製品サイト↓
https://www.nttdocomo.co.jp/product/sc54b/
au版(SCG12)製品サイト↓
https://www.au.com/mobile/product/smartphone/scg12/
あれ?Softbankは?
今の所、発売に関する動きはありません。
残念な気持ちに苛まれているSoftbankユーザーは一旦置いておいて…
販売価格は
ドコモ版Galaxy Z Flip3 5G(SC-54B)
新規契約/機種変更 148,896円
au版Galaxy Z Flip3 5G(SCG12)
新規契約/機種変更 148,925円
で、ほぼ同額、おおよそ15万程度となります。
もちろん各キャリアの購入サポート制度を利用することで、もっとお得に入手することも可能。
色はドコモ版、au版共にクリーム/ファントムブラックの2色展開です。
折りたたみスマートフォンの大本命、サムスンGalaxyの本気の完成度を考えると…他ブランドのスマホが10万を超える大台に乗る製品を続々投入されている昨今。
折りたたむ新しさ、旧モデルからのブラッシュアップが効いているGalaxy Z Flip3が15万以下で手に入るのは驚きです。
折りたたみは分かったけど、肝心の中身はどうなの?
Galaxyの折りたたみスマホ「Zシリーズ」は
・縦開きのZ Flip
・横開きのZ Fold
主に2機種で展開され、想定される用途も異なります。
横開きのZ Foldがスマートフォンサイズの画面からタブレットサイズの画面への変形をすることで、メディアの閲覧、ビジネスでの運用、そして男のロマンを満たす想定がされているのに対し…
Z Flipは従来のフィーチャーフォン(ガラケー)のように折りたたんでコンパクトに持ち歩く事が一番の目的で、かつファッション小物や化粧小物のようなアイコニックな存在として設計されています。
実際、海外のSNSでは流行の変化に敏感な若年層の女性をターゲットに広告を掲載しており、日本のガジェットヲタクのようなニッチな層ではなく、より大衆的かつ、これからのトレンドとして一目置かれる存在を想定していると見受けられます。
この点から性能面でGalaxy Z Flip3 5Gは、そんなに大したスペックはない…と、お思いでしょうが、そこはスマホブランドの巨塔SAMSUNGのやることです。
本気の高性能スマホでもあります。
重量184gの軽量なボディに3300mhaの大容量バッテリーを搭載し、記憶領域128GB、メモリは8GB、処理チップ(SoC)には最新のSnapdragon 888 5Gを採用。
中でもGalaxy S21にも搭載されているSnapdragon 888の性能は、前世代Galaxy S20に搭載のSnapdragon 865と比較しても処理面で15%以上の効率化がされており、メディア、ゲーム、その他の動作全般のレスポンスが格段に上がっている、高スペックスマホに不可欠なチップセット。
さらに防水防塵機能もしっかり搭載。
これは可動部の隙間が避けられない形状を考えると技術的にも凄いことです。
それを折りたたみ可能かつ軽量コンパクトな筐体に搭載しているというのですから驚きです。
折りたたみスマホならではの機能
先述したようにGalaxy Z Flip3は画面をフィーチャーフォンのように折りたたんで持ち運ぶモデルです。なのでメインの画面は、折りたたんだ状態では見ることが出来ません。
通常のスマホであればポケットから出してスリープを解除すれば通知の確認が出来ますが…Z Flip3ではポケットから取り出して画面を開き、スリープを解除するという動作が一つ増えることになります。
ですが、そこはやっぱり折りたたみスマホの先駆けSAMSUNGのやること。
折りたたんだ状態でも、通知が見れます。
もちろん表示出来る内容は通知だけにとどまらず、天気や時計、好きなデザインに着せ替えることも可能で、さらに…
引用元:https://www.galaxymobile.jp/galaxy-z-flip3-5g/
高画質12MP(1200万画素)メインカメラでセルフィーが撮れます。
これこそ折りたたみスマホならではのギミックではないでしょうか?
また写真撮影の面では、もっと面白い使い方も。
Galaxy Z Flip3 5Gの折りたたみ機構は、開く、閉じるの単純な動作だけではなく開き角90℃で止める、など自由な角度で画面を固定出来ます。
それを活かして…
引用元:https://www.galaxymobile.jp/galaxy-z-flip3-5g/
三脚もスマホクリップも必要とせずに安定したタイムラプスを撮影することも可能です。
これはフィーチャーフォン時代でも出来なかった、まさに折りたたみスマホGalaxy Z Flip3 5Gの醍醐味と言えるでしょう。
ケースは?画面フィルムは必要?
そしてスマホの必須アイテムとも言えるアクセサリー類。
特殊な折りたたみ形状から、ケースの選択肢は少ないとお思いでしょう。
しかし先に述べたようにファッションアイコンとしての面も考えられているGalaxy Z Flip3にはSAMSUNG純正ケースの他に、サードパーティ製のケースも種類が豊富に発表されています。
特徴的なのは殆どのケースにリングやゴムバンドが付いていること。
これは折りたたみ形状に通常のスマホリングを付けるのが難しいためと思われますが、今後Galaxy Z Flipシリーズの代表的なアクセサリーとしての定番となりそうです。
そして気になる画面フィルムについてですが…
残念なことに通常のスマホのように強化ガラスフィルムを貼り付けることは出来ません。
樹脂製の柔らかいフィルムであれば、貼り付けることも可能であると思いますが…
画面が常に外部に露出しているスマートフォンと違って、そもそも折りたたんで仕舞う形状のGalaxy Z Flip3 5Gに画面保護フィルムは必要ないと考えています。
さらにGalaxy Z Flip3 5Gの画面は、もともと柔らかく高耐久のPET素材を採用しており細かいキズであれば時間とともに自己修復していくとも言われていますから、安心して使用出来ますね。
ただし、ガラケー時代からの定番破壊行為、逆パカには要注意ですよ…
さいごに
機能、性能、すべての面で長く愛される要素盛りだくさんの折りたたみスマホの金字塔。
10月6日発売のGalaxy Z Flip3 5Gはドコモ/au共に予約受付中です。
まだまだ紹介しきれていない機能、アクセサリーも沢山ありますので実物や公式サイトで是非チェックしてみて下さい。
それでは、もばにゅー編集部スタッフSでした。