iPhoneSEが開発中止!?その理由は?
毎年の様に新製品を大々的に発表してきたApple社ですが、また1つ開発中止となったモデルが出ました。
なんと2024年発売を予定していた「iPhoneSE4」ですが、開発を中止したというニュースが飛び交っています。
2022年にiPhoneSE3を発売して以来、毎年iPhoneSEの新型を発表してきましたが、とうとうiPhoneSEシリーズに終止符が打たれた可能性があります。
iPhoneSEは大きさが「iPhone8」と同じ大きさなので愛用しているユーザーが多かったのでまだ発売されるんかなと思っていた矢先の出来事です。
今回は、何故開発中止になったのか、考えられるその理由を私の個人的観点を含めてお話したいと思います。
Appleからサプライチェーンに開発中止を言い渡された
実際Appleから直接発表があったわけではないのですが、iPhoneSE4の開発中止に関して記事を書いている所が多々あり
その中で、一部記事を抜粋してご紹介します。
上記の内容をみるに、そもそも開発・製造する予定でいたのは間違いなさそうです。
それにも関わらず。iPhoneSE4の開発を中止するとサプライチェーンに連絡をしている所をみると、大きな方向転換を余儀なくされたのではないかと想像できます。
そもそも、iPhone8と同じ大きさのiPhoneであるSEシリーズの利点は、
~iPhoneSEの大きなメリット~
①「安い」
②「片手で使える」
③「性能はそこそこでコスパが良い」
④「バッテリー持ちが良い」
の4点がメリットだと思います。
ですが、この基準はあくまで「日本基準の場合」です。
世界基準で考えると、この4つのさほどメリットにならない為、世界ではiPhoneSEシリーズが不評でした。
2021年の世界人気スマホランキングを参考に見ていきましょう。
~【 2021年 世界スマホランキング 】~
🏆1位🏆
GalaxyA12
2位
iPhone12
3位
iPhone13
4位
iPhone11
5位
Redmi 9A
6位
iPhone12ProMax
7位
iPhone13ProMax
8位
iPhone12
9位
iPhone13Pro
10位
GalaxyA02
参考URL:
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2206/05/news013.html#:~:text=%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A2,%E3%82%92%E7%8B%AC%E5%8D%A0%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
上記のランキングを見てもiPhoneSEに文字がどこにもないです。
日本の人気ランキングではiPhoneSE2以降は上位の位置にいましたが、世界基準ではそうではないということです。
海外のユーザーは、まず日本人よりも手の大きさが違う為、iPhone8の様な小さなスマホは使いずらいんです。
又、大きいスマホがステータスになるという思考もあるので、わざわざ小さなiPhoneを持つという考えにもならないと言う訳です。
その為、日本以外では大して人気も出ず売れなかったという要因が考えられます。
iPhone12mini/13miniを廃止したのがその証拠
人気があるなら継続して販売するのは当然の道理ではありますが、売れていない、もしくはトレンドではないと判断されれば
製造されなくなるのは当然です。
過去にもAppleが「iPhone12mini」の製造終了を発売して1年も経たず生産終了を発表しました。
当時、「もう生産終了したのか・・売れなかったんだろうな」と思った事を今でも覚えています。
2021年に「iPhone13mini」を発表した時は、早々に生産終了した機種を何故また販売するのか?と疑問でした。
結局あまり売れなかったのか、iPhone13miniは発売後、程なくして各キャリアや家電量販店では【安売り】が多発する始末です。
翌2022年に発表された「iPhone14シリーズ」に関しては、miniシリーズが廃止されてplusシリーズが復活する事に・・・
発表を見た主瞬間に、やっぱりなと思いました。
だからこそ、iPhoneSEシリーズを開発中止した理由もminiシリーズ廃止と同じだと思うので、開発中止したことにもあまり驚きは私にはありませんでした。
iPhoneSE3までは、iPhoneにはホームボタンが採用されています。
しかし、iPhoneSE4を作るとなると、そろそろホームボタンを廃止する流れになるとどのメディアも予測していました。
現状画面上に物理的なボタンがあるスマホは皆無に等しく、「ホームボタンのあるスマホは時代遅れ」の印象があったからだと私は思います。
今のスマホは「6インチ以上」「全画面」「有機EL」がマストの仕様になっているので、この条件で製造するとなると当然原価があがります。
iPhoneSE2/3はiPhone8の部品を流用する事で、製造コストを安くすることが出来、その分価格を安価で抑える事が出来ていました。
ですが、それが全画面タイプに切り替えて、安価で製造することが事実上不可能。
半導体不足が未だ解消されていない現状を考えると、安い事が売りのiPhoneSEが10万円以上するとなると、日本ユーザーでも買う人は少ないと思います。
そういった理由も含めて開発中止したという事も考えられます。
iPhoneSEの開発が中止されれば、今後は6インチ以上のスマホがマストで開発されていきます。
その為、日本人が好む「小さくて持ちやすいスマホ」という存在が絶滅する日も遠くないかもしれません。
結果的に、大きいスマホは高くなっていくので、日本の場合は中古市場が活発になるか、バッテリー交換してとにかく使い続けるというユーザーが
今後は圧倒的に増えていくかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
著者の私の個人的な感想も含めて今回は記事にさせて頂きました。
この内容を読んだ方は、是非読んで頂き、スマホ買い替えの参考になればと思います。